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学部・大学院・専門学校


作業療法学科


4つの特色

01. 少人数制で成長する PBL教育
PBLは Problem-Based Learning の略で、知識付与型ではなく能動的かつ問題基盤型の学習を行うためのアクティブラーニングの手法です。1学年30名の学生を5~6名のグループに分け、グループごとにチューター(教員)の方向付けのもとに、提示された課題を解決しつつ作業療法学全般を学びます。これにより、学生はグループディスカッションを通して主体的に学習し考える習慣がつき、コミュニケーション能力も向上します。

02. 「生きた学び」に出合える理想の環境
全国300カ所以上の施設、従事者約13,000人を擁する聖隷グループは、日本有数の医療・福祉・教育集団です。キャンパス周辺には20以上の医療・福祉施設が集まっており、学生たちはこの恵まれた環境を十分に生かして、学修や実習、ボランティア活動に積極的に取り組んでいます。近隣施設の方が本学を訪れることもあり、日常生活のなかで「生きた学び」に触れることができます。
▶当事者が参加する実際の学内演習の様子

03. 教員の地域貢献による実践的な演習
講義で得た知識や技術を実践するために、教員が地域で実際に支援している子どもから高齢者まで、さまざまな方々のご協力を得て、治療援助する演習を取り入れています。例えば、発達障害の子どもや、脳血管障害後遺症の方々に来ていただく、あるいは学生が地域に出ていき、面談・評価を行い、その子の発達を促すための遊びや、その人が希望する作業を叶えるための治療や道具の工夫などを計画し実践しています。

04. 入学から卒業までバックアップする強力なサポート体制
作業療法学科では、1年次からアドバイザーによる個別の学修・生活支援、2年次は少人数グループによる学内演習指導、3年次は実習担当者による臨床実習支援、4年次は個別指導による国家試験対策・就職活動支援……と、入学時から卒業まで、強力なサポート体制で学生をバックアップしています。また、卒業後も、教員が研究や学会発表、臨床実践のサポートを行い、学ぶ意欲を支援しています。

アクティブラーニングによる学習の効果

学習のピラミッド(学習の記憶率)

学習を主体的(アクティブ)に取り組むことの重要性を示すものとして紹介されているのが、米国の National Training Laboratories による学習の記憶率を示すピラミッド図です。この図によれば、講義を聞く場合は5%、読書をする場合は10%、グループディスカッションをすれば50%、実際に自分でやってみれば75%、他者に教えれば90%記憶するというものです。

PBL教育では、学生は問題についてディスカッションし、実際に調べ、本を読み、そして発表によって他人に教えるというさまざまな過程を経験することで、単に講義を聞く場合と比べ、はるかに理解・記憶ができると考えられています。

カリキュラム

取得可能な資格・進路

在学生・卒業生の声

教員紹介


作業療法士ってどんな仕事?

作業と健康の専門家です。人々が元気に生活できるように援助するのが作業療法士の仕事です
私たちが日常生活で当たり前だと思って行っていることを作業といいます。作業は、身の回りのこと、家族や友人と楽しむこと、学校に通うこと、仕事、趣味、スポーツなど、私たちの生活そのものです。このような作業には、成長、健康、生活の質を促進する力があります。日本でも世界でも、作業療法士はさまざまな人たちが元気になるように援助しています。
作業療法士は、病気や障害や災害のために、当たり前だった作業を失った人たちが、元気に、その人らしく地域の人たちと生きていけるように援助します。その人が生活をつくるのを援助するために、一緒に作業を探し、参加して、元気になるように、その人らしい生活をめざします。道具や家屋の環境を工夫することもあります。

例えば、作業療法士は こんなことをします

健康と生活づくり

学科長メッセージ

その人らしい生き方を支援するために、生きた学びに出合える教育

学科長/伊藤 信寿

作業療法士は、身体面や精神面の回復をめざすと同時に、今まで当たり前のように行っていたこと(身辺動作、家事、仕事、勉強、趣味など)が再びできるように、あるいは「○○ができるようになりたい」など、その人が元気に過ごせることを支援する専門職です。その人の身体や精神、生活を支援するのが作業療法士です。そのため、人の身体の構造や心理のみでなく、楽しく過ごせるような人の生活に興味をもつことが大切です。
本学科の教育は、特に実践的な演習が多くあることが特長です。大学周辺にある施設のご協力、教員によるさまざまな地域貢献活動により、生きた学びを多く体験できます。さまざまな人の生活を支援する職業であるため、座学以外に、当事者の方々と接し、あるいは現場に行くなどの機会が多く、実践体験が非常に重要になります。このような過程のなかで、思考力、遂行力、協調性、社会性などが育まれていきます。これらの教育を基盤に、各施設、地域のご協力を得ながら、確かな技術と知識、そして温かいハートを社会に還元できる人材育成をめざしています。