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就職・キャリア

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看護学部 養護教諭


いわき市立好間第一小学校 養護教諭

渡邊佳子 

聖隷クリストファー看護大学 看護学部
1996年度卒業

開かれた明るい保健室経営を目指して

 皆さんこんにちは。私は聖隷クリストファー看護大学を卒業してから、神戸大学養護教諭特別別科に進学し、福島県の養護教諭として採用されました。今では、新卒採用の養護教諭の指導員など指導する立場(そういう年齢?!)となってしまいました。養護教諭は、誇りを持てる、とてもやりがいのある仕事です。子ども達が好きで、健康教育を指導したいのならぜひ、この仕事をお勧めします!毎日、可愛い子ども達に囲まれ、充実した幸せな日々を過ごせています。そして笑いの絶えない、開かれた明るい保健室経営をしています。
 私自身、養護教諭として働く理念の根底には、母校できちんと学んだ看護師としての基礎があると思っています。健康についての基礎基本を素晴らしい先生方・友人・実習環境等で学べたからこそ、今の私が存在するのです。コロナ禍で一昨年は学校の感染症対策を模索しながら、対応に追われていました。この養護教諭という仕事は、一人職なので、横のつながりを大切にして、他の学校の対策を聞きながら子ども達や教職員の健康を守るため取り組んでいました。また、子ども達の健康もさることながら、多忙な教職員のメンタルをケアするのも養護教諭の仕事です。放課後は、教員とのたわいもないおしゃべりをしながら、励ましたり、共感したりしています。
 毎年、私は食育についての論文や歯科保健の論文を作成しています。(昨年度、なんと優秀教員として表彰されました。)子ども達や保護者の健康意識はすぐに変わるものではありません。しかし、少しずつ様々な指導をすることで、変化が現れてきます。本当に目に見えない変化を諦めずにコツコツ実践していくこと。これが大事です。必ず、思いは届きます。
出典:2022年4月発行「聖隷クリストファー大学同窓会 会報Vol.27」