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介護福祉士とは


Q:介護福祉士ってどんな仕事?

A:高齢者や障がい者を幸せにする仕事です。
介護福祉士は、「いのちを護る」「生きる意欲を引き出す」ことを2本の柱としています。 介護が必要な方々の食事・排せつへの支援、それはその方のいのちを護ることです。 そしてそれをきっかけにして「もう一度生きてみよう」と希望へとつなげていくものです。 その人が望む価値を見出し、生きている意味が感じられる人生を完結できるように支援する。 それが介護福祉士の仕事です。
介護福祉士の4つの役割

1. 身体介護と生活援助をする

食事や入浴など、日常生活のさまざまな動作を自分で行うことが難しい高齢者や障がい者に対して、自宅や施設などにおける生活を支えます。また、心身の状態や症状の度合いに応じて、細かく心くばりをすることも必要です。今までできていたことが自分でできなくなった、という心の葛藤も理解しながら、身体的な面だけでなく、精神面を含めた介護を通じ、信頼関係を築いていくことが大切です。

2. 相談・助言で不安を軽減する

介護福祉士は、高齢者や障がい者、そしてその家族の一番身近な存在でなくてはなりません。本人の悩みはもちろん、介護や経済的負担などの家族の悩みに対しても相談にのり、アドバイスをすることも介護福祉士の大切な役割です。それぞれの悩みに寄り添い、生きがいをもって自立した生活が送れるよう支援をしていきます。幅広い視野をもち適切なアドバイスをするためには、さまざまな能力が必要とされるため、介護福祉士は国家資格となっています。

3. 連携・協働で支える

他職種を理解し、幅広くマネジメントできるのも介護福祉士の専門性の1つです。生活支援をするなかで、医療、看護、リハビリテーション等の多くの職種との連携が求められ、他領域の知識が必要になります。病院で治療を受け退院し自宅に戻る際、介護福祉士は医師から症状等を引き継ぎ、その人の心身状況に応じた介護計画を立て、以前の生活を取り戻していくためのお手伝いをします。そして、必要に応じて他職種と連携を取り、共に支援をします。

4. 社会活動への参加支援をする

介護福祉士にとって、高齢者や障がい者がその家族や近隣住人などと良い対人関係が築けるよう支援していくことも大切な仕事です。孤立してしまいがちな高齢者や障がい者と社会との仲介役となり、支援していきます。家族との関係は他人が理解することが難しい問題ですが、苦労や課題を上手に聞き出し、両者が穏やかで安定した生活を送れるよう、アドバイスや援助を行います。地域の行事など、さまざまな社会活動の情報提供や参加のあっせんも行います。

主な活躍の場

  • 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
  • 介護老人保健施設
  • 有料老人ホーム
  • 在宅サービス事業所 ・ヘルパーステーション ・デイサービスセンター ・グループホーム ・小規模多機能施設 など
  • 障がい者福祉施設
  • NPO法人
  • 社会福祉行政機関
  • 医療関連施設 など