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聖隷学園とキリスト教


聖隷クリストファー大学のルーツと使命について

学校法人 聖隷学園 宗教主任
キリスト教センター長 
永井 英司

聖隷学園の原点は長谷川保を中心とした数名のクリスチャンの若者たちによって創められた「聖隷社」にあります。1926年(大正時代最後の年)のことです。大正デモクラシーと呼ばれる時代にあって、若者たちは教会での生活を通して、イエス・キリストの愛に邂逅い、篤い信仰を培っていきました。
大学5号館1階に聖隷歴史資料館があります。館内を巡ると、聖隷学園が創立者長谷川保の「キリスト教に立脚した教育事業を興す」という明確な理念によって始まったことを確認することができます。第二次世界大戦の終戦を迎え、日本の復興のためにという祈りの中で創設されたのが、今日の教育事業の出発点である遠州キリスト学園でした。1949年のことです。
聖隷学園の校名である「クリストファー」と、建学の理念である「生命の尊厳と隣人愛」という言葉には、「わたしがあなたがたにしたとおりに、あなたがたもするようにと、模範を示したのである(ヨハネによる福音書13章15節)」というイエス・キリストの愛の実践の勧告が謳い込まれています。

キリスト教センター

大学キャンパスの西側、木々に囲まれた建物があります。そこが聖隷学園(こども園、小学校、中・高等学校、介護福祉専門学校、大学、大学院)のキリスト教センターです。ドアを開けると、初代学長が寄贈されたJ.ルオーの版画が掛かった事務室と研究室、そして、サークル活動を行う学生が集う部屋があります。
キリスト教センターは、皆さんと共に建学の理念の具現化をめざしています。授業科目として「キリスト教概論」「キリスト教人間論」「キリスト教の歴史」「キリスト教倫理」が置かれている意味と目的がここにあります。また、毎週水曜日には大学礼拝が定められています。毎回、学内外から牧師・講師を迎えて、学生や教職員が一つになって讃美を捧げています。さらに、キリスト教関連の行事としてクリスマスツリー点火祭や近隣施設へのキャロリング等々を計画し、実施しています。
学生の皆さんと、近隣の教会と、そして、地域の諸施設と連携しながら、神のご計画に応える活動をめざしています。どなたでも気軽にドアをノックしてください。歓迎します。