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保健師課程(選択制 定員40名)


「保健師」は、保健師助産師看護師法に規定されている国家資格です。活動の場は行政機関が主ですが、産業保健など多様な場に活動範囲が広がっています。時代の変化とともに変わる健康問題に対応して人々の健康を守ってきましたが、近年、保健師は、少子高齢化への対応や、災害、感染症、さらに児童虐待・自殺問題など健康危機への対応が求められています。これらの社会のニーズに応えるために、保健師の実践能力の確実な修得をめざし、演習・実習を強化したカリキュラムを組んでいます。
【保健師国家試験受験資格】
看護師教育課程の卒業に必要な科目に加え、保健師教育課程に必要な科目を選択・履修し、単位を取得することで受験資格が得られます。

授業ピックアップ

看護師教育課程 卒業単位 + 保健師国家試験受験資格の取得に必要な単位(2023年度カリキュラム16単位)

2年次 公衆衛生看護技術論演習

人々の「自分の健康は自分で守る」力を引き出す保健師の技術を学ぶ
地域で生活するすべての人々を支える保健師の、個人とその家族、集団や地域に対する支援技術を学びます。
家庭訪問や保健指導を演習として学修し、公衆衛生看護学実習の基礎を固めます。

4年次 公衆衛生看護学実習Ⅱ

「個人の健康行動」や「人々の交流」を通して健康を考える
静岡県西部・中部の3保健所・11市町村において4週間の実習を行います。
乳幼児から高齢者の家庭訪問や健康相談など個人や家族を対象にした活動や、地域で暮らす人々の健康づくりを支援する取り組みなど、保健師活動の実際を学びます。
保健師(看護師免許取得が必須条件)
2024年度入学生より保健師課程の定員が40名となります。
「将来保健師になる強い意志、保健師専門職として就職するという明確な目標」をもって選択してくだ さい。看護師と保健師両方の国家試験に合格するための学修力が必要となります。