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書籍内容紹介


 

長谷川保 聖書研究
マタイによる福音書

発行年:2019年6月
編集:聖隷歴史資料館
販売価格等:500円

本書のもとになる講義は長谷川保により1976年から1978年夏頃まで教会員、聖隷の職員、短期大学教員・学生等が参加して行われた。当時カセットテープに録音された講義を聖隷歴史資料館(一部は業者委託)で文字起こし・校正し、遠州栄光教会牧師、聖隷OBほかの協力を得て刊行した。長谷川保は講義中随所で聖隷創設時等の逸話や事業への考え方を語っており、聖隷創立の精神・理念の継承という点からも貴重な一冊である。

 

夜もひるのように輝く

発行年:2001年4月
著者:長谷川 保
販売価格等:500円

聖隷創設者のひとりである長谷川保の苦闘の半生を、自身が小説風に書き残した記録。聖隷初期の働きを知ることができる。登場人物は仮名を用いているが、すべて実在する人物で、事件も実際に起こった出来事が素材となっている。
資料館ではボランティアによる本書の音訳CDを所蔵しています。貸出しを希望される方はお申し出ください。

 

神よ、私の杯は溢れます

発行年:1983年3月
著者:長谷川 保
販売価格等:1,575円

「夜も昼のように輝く」の続編といえるもの。同書と同様に登場人物は仮名を用いており、内容はほぼ実録であるが、著者自身「記憶違いもあるかと思うので、小説としてお読みいただきたい」と記している。
ホスピス開設に賭ける著者の熱い思いがはじめにつづられ、次いでキリスト教信仰による愛の実践が回想としてつづられている。聖隷保養農園、遠州基督学園、聖隷准看護婦養成所、結核治療の進展、十字の園、聖隷浜松病院、予防検診活動、未熟児センター、エデンの園、日本老人福祉財団、ブラジル希望の家等の事業の始まりを知ることができる。

 

星空を道として
長谷川保、八重子講演集

発行年:1996年3月
編集:星空を道として編集委員会
販売価格等:800円

夫・長谷川保らクリスチャンの仲間と共に浜松三方原の地に結核患者の療養の地を開き、一生を捧げた長谷川八重子の召天一年を記念して、生前、夫妻が行った講演の中から5篇を収録し発行した講演集。八重子は困窮を極めた中で、深い信仰に基づき妻として、母として、何よりも患者たちのために療養所の運営に八面六臂の働きをした。その考え方、行動を知ることのできる一冊。

 

社会福祉の実践
愛は忍び耐える

発行年:1998年6月 / 2004年3月(再版)
著者:鈴木 唯男
販売価格等:1,000円

聖隷福祉事業団聖隷厚生園園長や社会福祉法人十字の園の理事を務めた著者が依頼により特別養護老人ホーム御殿場十字の園の機関紙に34回にわたり連載した文章をまとめたもの。
かつての療養所の結核患者、その後の特別養護老人ホームの高齢者との交わりのなかで、ともに医療だけでは治癒し得ない人々に対してキリスト教の信仰に支えられて行った福祉の実践を紹介している。

 

傷ついた葦を折ることなく
私の生かされた道

発行年:1978年4月
著者:鈴木 唯男
販売価格等:600円

聖隷社クリーニング店に17歳で就職し、その後ベテルホーム、聖隷保養農園を経て、ケースワーカーとして働いた鈴木唯男の著書。自身も結核を経験し、それを生かして作業療法に取り組んだ経験をもとに、時代ごとに具体的なエピソードが綴られた文章からは、当時の結核病棟の様子、治療方法などを伺い知ることができる。「何も知らない小僧が神様によって聖隷に運ばれてきた。とてもいい人生を送らせてもらった」という鈴木唯男の言葉が印象に残る。

 

鷲のごとく翼をはりてのぼらん
聖隷の療養とケア

発行年:2002年4月
著者:鈴木 唯男 / 八田 亨二 / 西村 一之 / 古橋 秀 / 野村 志保子 他
販売価格等:1,300円

聖隷の結核療養所で長年にわたり苦労や喜びを共にした患者と看護者がメインのメンバーとなり、それに聖隷の教育、医療、福祉の関係者や牧師らが加わって開催された「聖隷の看護勉強会」の収録を構成したもの。「聖隷の療養と看護」に焦点があてられ、看護の実際、その根底にある考え方、人間観、死生観が語られている。看取るものと看取られる者の心を見つめて歩んだ先人の足跡を辿りながら、時空を越えて、その基底に潜む普遍の真理に触れることができる。

 

聖隷 日本で初めてホスピスを作った
長谷川保の生涯

発行年:1996年3月 / 2004年3月(再)
著者:山内喜美子
販売価格等:2,000円

長期間にわたる取材と、詳細な資料の調査研究をもとに著された長谷川保の伝記。関係者の証言や資料を手がかりに、聖隷創業期の困難と幾度にも及ぶ迫害が第三者の視点で捉え直されている。また急速な近代化と事業の多様化、事業規模の拡大の背景にあった長谷川保の強力なリーダーシップと先見性に光をあてるのみならず、現場で働いていた人たちの苦悩が正確な眼で捉えられている。

 

聖隷福祉事業団の源流

発行年:1999年9月
著者:蝦名 賢造
販売価格等:6,800円

著者は1986年に油壺エデンの園に入居、その設置母体である聖隷福祉事業団に関心を持ち創立者長谷川保・八重子夫妻やベテルホーム時代からの聖隷の働き人に取材し、また当時同園の施設長であった島田愃平の助力を得て膨大な聖隷の歴史をまとめあげた。1930年、結核に罹患したひとりの青年の受け入れから医療・福祉・教育事業が開花してゆく1960年ごろまでの歴史物語として読みながら、当時の時代背景、聖隷のよって立つキリスト教と教会、不治の病である結核と困窮との戦い、日本敗戦後の復興と聖隷、そしてその時々に信仰のもとで事業を進めた働き人たちとそれに惜しみない援助を送った人々のそれぞれの記録として重い一冊である。

 

山の上の学園
聖隷学園のはじめ

発行年:1989年 / 2002年(復刻)
著者:西村 ミサ
販売価格等:250円

1949年に開設された聖隷学園の前身である各種学校遠州基督学園に始まり、その後1952年に開設された聖隷准看護婦養成所(1959年 聖隷准看護学園に改称)を経て、1966年に学校法人聖隷学園を設立し、聖隷学園高等学校衛生看護科が開設されるまでの歩みを記したもの。「聖隷学園二十年の歩みと展望」の抜き刷り。当時の苦労話や思い出話が描かれ、教師と生徒が共に貧しい中にも充実した日々を過ごしていた様子がうかがえる。
著者は1951年より遠州基督学園で教鞭を執り、その後生徒寮の寮母を経た後、高等学校開設当初から1978年3月まで、初代校長として深く生徒たちと関わった。聖隷学園の原点と現在に至るまで変わることのない精神を感じることができる。

 

この子らからの贈り物

発行年:1989年12月
著者:山浦 俊治
販売価格等:1,350円

小羊学園園長(後に理事長)の山浦俊治が本書発行までの約3年半にわたり毎週日曜日に行った「小羊学園こころのともしび」という3分間のテレフォンサービスの原稿から70編を選んで発表したもの。このサービスはその後も含め6年間続いた。重い障害をもったこどもたちからのメッセージを著者が取り次ぐという気持ちで発信されている。

 

この子らは光栄を異にす

発行年:1987年9月 / 2016年4月(復刻)
著者:山浦 俊治
販売価格等:1,500円

社会福祉法人小羊学園創立者で園長であった山浦俊治が、学園の機関紙「つのぶえ」に巻頭文として書いたものの中から自身が「訴えたいと思うかたち」に構成したもの。著者は発行当時、園長として21年間重症心身障害児の福祉事業にたずさわり、学園の子どもたちは健常児とは「神様から与えられている光栄、本質、使命を異にしている」との思いでコリント人への第一の手紙15章の「この星は、かの星と光栄を異にす」から書名をとった。

 

この子らに愛を教えられて

発行年:1991年12月
著者:山浦 俊治
販売価格等:1,545円

小羊学園理事長の山浦俊治が同学園の機関紙「つのぶえ」に毎号書いたエッセーにテレフォンメッセージ「小羊学園心のともしび」の原文を加えて構成したもの。著者が「重度重症児」と共に暮らして28年、その新しい課題に触発されて自身の考えを伝えたいとの思いから発信されたメッセージをまとめた。

 

聖書における
愛の実践

発行年:1988年5月
著者:長谷川 保 / 長谷川八重子 / 堀口 勇
販売価格等:1,000円

第1章と第2章は長谷川保の新聞掲載文章および講演。前者は1983年3月から4月にかけて静岡新聞に掲載されたもの、後者は数十本の講演テープがもとになっている。結核患者の救済、特別養護老人ホーム「十字の園」や高齢者世話ホーム「エデンの園」が作られた経緯、障害者問題、またホスピスについての他、妻八重子と過ごした50年を振り返り感謝のことばが述べられている。第三章は長谷川八重子の講演を収録。真実の中でも最も真実なことがあるとすれば、それは「聖書の言葉には全く嘘・偽りがない」ということ、「この50年間イエス様の言葉を信じて1回も裏切られたことがない」とのことばが心に響く。第4章「私の長谷川保論」は長年にわたり信仰による交わりを持ち、終生長谷川保を「先生」として尊敬と信頼の念を抱き続けた堀口勇牧師の「長谷川保試論」である。

 

聖隷ホスピスのあゆみ
老いと死をみとる

発行年:1984年4月(新訂)
著者:長谷川 保
販売価格等:資料館内で閲覧ができます

長谷川保が「目の前の苦しんでいる人を助けたい」と聖隷ホスピスを思い立ち、海外のホスピスを訪問・研究して誕生にこぎつけた経緯、聖隷のはじめ、ベテルホームの時代にすでにホスピスの原型があったこと、また老いや医療の問題や彼の死生観についても知ることができる。また松沢教会の石川和夫牧師との対談「老いと死をみとる」および作家遠藤周作との対談「癌末期患者のためのホスピスとは?」が収録されている。

 

目標をめざして 
-祈り、働き、ゆだねるー

発行年:1995年9月
著者・編集:長澤 巌 / 牧ノ原やまばと学園
販売価格等:資料館内で閲覧ができます

牧ノ原やまばと学園を創設した長澤巌理事長は開設13年後に病に倒れた。本書は、それまでに書かれた神と隣人を愛し伝道と奉仕の道をひたすら走り続けた長澤の手記により構成され、「使命を求めて」「やまばとの子らとともに」、学園機関紙「やまばと」、また牧師を務めた榛原教会の礼拝説教、週報などで構成された文章が収められている。

 

長谷川保
生誕百年記念誌

発行年:2003年12月
編集:佐柳 文男(聖隷学園キリスト教センター)
販売価格等:資料館内で閲覧ができます

長谷川保召天後9年目の生誕100年にあたり発行された記念誌。聖隷学園キリスト教センタ-主催の集い「聖隷を知ろう・語ろう」における関係者の講演、長谷川と共に働いた人々の証言および聖隷100年年表により構成されている。

 

十字の園老人ホームの出来るまで

発行年:1988年1月
編集:社会福祉法人 十字の園
販売価格等:ご希望の方へ提供しています

第二次大戦終了後ドイツから派遣されたディアコニッセ(プロテスタントの奉仕女)のハニ・ウォルフにより聖隷の働き人、浜松農村地域の寝たきりの人々の老後のために献身したいとの思いで創設された十字の園。その設立の背景、ディアコニッセ母の家とその働き、困難を経て後の特別養護老人ホームのモデルとなった老人ホームの創設までが書かれている。