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国際保健医療福祉プログラム(2022年4月開始)


プログラムの概要

聖隷クリストファー大学は、グローバルな時代に必要とされる専門職者を育成するために、「国際リハビリテーションコース」をリハビリテーション学部で2019年度に開始、さらに全学部・学科を対象として2022年4月に国際保健医療福祉プログラム(副専攻)とします。

保健医療福祉を取り巻く状況は日々変化しています。世界的な感染症の大流行をはじめ、国境のボーダーレス化が進み既存の枠組みにとらわれない時代となりました。グローバル化の波は、保健医療福祉においても例外なく進んでいます。持続可能な開発目標(SDGs)の目標3「すべての人に健康と福祉を」の達成に向けた取り組みが行われる中、世界では質の高いサービスを十分に受けられない人々が数多くいますし、国内においても医療や福祉の現場において外国人利用者、外国人スタッフが増加しています。

したがって、国内外で多様な背景をもつ人々と協働し、保健医療福祉を実践できる人材が今すぐにでも必要なのです。
「副専攻」とは、主専攻(資格取得に必要な科目)以外にも学生の学びの機会を広げるため、特定のテーマを設定し、体系的に履修する制度です。国際プログラムでは、国際保健医療福祉について、学部の枠を超えて様々な角度から体系的に学ぶほか、海外渡航を伴う授業科目の履修を必須としています。また、授業科目とは別に、国際プログラム登録学生に向けた英語学修プログラムを提供し、グローバルに活躍できる語学力の強化を行います。

目指す人材像

① 国内外で、多様な背景をもつ人々に保健医療福祉を実践できる。
② グローバルな活動をしている組織・部門等に携わることができる。
③ 保健医療福祉の専門職者として、国内外で人々と協働ができる。
④ 保健医療福祉に関する研究活動を実践し、国際社会に貢献できる。

4年間で身につける力

国際社会に貢献する方法は、様々です。また、そこにたどり着く過程も、様々です。いくつか例を挙げますと、「保健医療福祉の現場で外国人利用者の支援、外国人スタッフと協働して働く」「海外青年協力隊などに参加し、保健医療福祉の専門職として海外で技術提供や国際支援を行う」「留学して現地の資格を取得し就職する」「留学後、日本に戻り国内で外国人患者・利用者の対応をする」「本学大学院に進学し、海外の大学と共同研究をする」などがあります。このように、進路の選択肢はひとつではありませんし、何年かかけ、いろいろな経験を積むことで国際貢献につながっていきます。

本学では、この4年間で、多様な選択肢に対し、国際的な活躍をするための基礎的な力を身につけることが必要だと考えます。

その基礎的な力は、
  • 4年次終了までに、各学部・学科における国際プログラム修了に必要な単位を修得し、国際保健医療福祉の知識を体系的に修得する。
  • 国際活動に必要な語学力を修得する。
  • 国際専門研修・国際実習等に参加し、主体性、積極性を身につけることができる。
  • 国内外の臨床・福祉施設、各種事業所等において、外国人利用者や訪問者と対話し、生活支援、診療の補助、初歩的な問診、評価、治療、また福祉・健康保持・増進に向けた支援ができる。
  • 多職種連携の力を身につけ、文化的背景が多様な多職種と協働することができる。
  • 海外情勢の把握、文化の理解のための必要な情報収集ができる。
  • 4年間の学修成果を英語でプレゼンテーションができる。

としています。学修状況に応じより高い目標を設定しましょう。

国際プログラムのポイント

グローバル人材にふさわしい教養や語学力、実践力を修得することで、国内での臨床・福祉施設やグローバルな活動をしている組織への就職、海外の医療福祉の現場での活躍や、留学、大学院進学など、活躍できるフィールドが広がります。

①グローバル人材に必要な教養を身につける
保健医療福祉の分野において国際社会に貢献したり、保健医療福祉の現場において外国人利用者および訪問者とのコミュニケーションを図ったりするために、対象者の文化的背景、世界における疾病や保健医療福祉の制度などを学びます。

②グローバルな保健医療福祉現場で求められる語学力を強化する
英語Ⅲ~Ⅴ、ブラジル文化と言語の履修を通じて、英語を中心とした外国語で情報収集をしたり、他者とのコミュニケーションを図ったりするためにグローバルな保健医療福祉現場で求められる語学力を強化するとともに、相手に伝わる、伝えることのできるコミュニケーションスキルを身につけます。また、英語プレゼンテーション演習を履修し、4年間の学修成果を英語で発表できるようにします。

③国際専門研修・国際実習に参加し、実践力を高める
身につけた教養、コミュニケーションスキルを統合および発展させ、実際に海外で実践するとともに、主体的、積極的な学びにつなげるために、所属する学部・学科の国際専門研修・国際実習などの海外派遣を伴う授業科目に在学中必ず1回は参加します。

④国際支援を実践する
先進国の最先端の国際支援の知識・技術を修得し、実際に途上国に対する支援を企画・実践し、グローバルな活躍をするための力を総合的に涵養するために国際支援入門、国際支援アクティブラーニングⅠ・Ⅱ、国際支援論、国際保健医療福祉論を学びます。

4年間の科目履修の流れ

分類 1年次 2年次 3年次 4年次
共通・教養領域等 教養 現代の国際社会*
現代のコミュニティ論*
ブラジル文化と言語*
文化人類学(1・3セメ開講)*
哲学(1・3セメ開講)*
*2科目選択する。
語学力 英語Ⅲ
英語Ⅳ
英語Ⅴ
理論 国際支援入門
国際保健医療福祉論
国際支援論
演習
実践
海外研修*
*選択科目
国際支援アクティブラーニングⅠ*
国際支援アクティブラーニングⅡ*
*ⅠまたはⅡを選択
発表 英語プレゼンテーション演習
専門領域 看護学部 国際看護論
国際看護研修
国際看護実習
社会福祉学科 多文化共生とソーシャルワーク
国際福祉実習
こども教育福祉学科 多文化共生と教育
国際福祉実習/国際教育実習
リハビリテーション学部 国際リハビリテーション援助論 国際リハビリテーション研修 国際理学・作業・言語聴覚療法実習
上記の科目は原則国際プログラム登録学生だけでなく、開講学部の教育課程に掲載するため国際プログラム登録学生以外の学生も履修可能です。なお、国際専門研修、国際実習、国際支援アクティブラーニングⅡ、海外研修の参加は国際プログラム登録学生が優先となります。

海外派遣を伴う授業科目

国際プログラムでは、以下の(1)国際専門研修、(2)国際実習、(3) 国際支援アクティブラーニングⅡ、(4)海外研修の海外渡航を伴う授業科目のうちいずれか1科目の履修が必修となります。

国際専門研修

(1) 国際看護研修(アメリカ看護研修):看護学部
派遣先:アメリカ・サミュエルメリット大学
アメリカの医療施設における看護実践の見学を通して、国際的な視野で保健医療福祉の制度、看護師の役割・実践、他職種の役割について学ぶ研修です。本学の協定校であるサミュエルメリット大学においてアメリカの保健医療福祉制度に関する講義の聴講、シミュレーション演習、保健医療福祉施設の見学、学生交流などを行います。

(2) 国際リハビリテーション研修:リハビリテーション学部
海外の大学内での研修、および病院や高齢者施設などの臨床現場で、臨床見学や体験をします。学科によって派遣先が異なります。

① シンガポールリハビリテーション研修
対象学科:理学・作業療法学科
派遣先:シンガポール工科大学
本学の協定校であるシンガポール工科大学において、シンガポールの保健医療福祉制度に関する講義・演習参加、保健医療福祉施設の見学、学生交流などを行います。

② アメリカ言語聴覚学研修
対象学科:言語聴覚学科
派遣先:アメリカ・ハワイ大学マノア校
本学の協定校であるハワイ大学マノア校において、言語聴覚障害学に関する講義、併設のスピーチクリニックや近隣の施設における臨床見学、学生交流などを行います。

国際実習

(1) 国際看護実習:看護学部
派遣先:シンガポール・ナンヤン理工学院
日本での事前学修やシンガポールの総合病院を中心とした保健医療施設での看護実習を通して、日本とシンガポールにおける社会文化的背景、健康のニーズ、保健・医療・看護の相違について学び、国際社会における看護専門職者の役割と、専門職者として貢献するための研鑽のしかた・将来の活動の方向性について学ぶ実習です。本学の協定校であるナンヤン理工学院においてオリエンテーションを受け、病院実習の他訪問看護や教員とともに地域の小中学校に出向く地域保健活動への参加も行います。

(2) 国際理学・作業・言語聴覚療法実習:リハビリテーション学部
派遣先:オーストラリア・イーデス・コーワン大学
本学の協定校であるイーデス・コーワン大学において実習を行い、当該地域でのリハビリテーションを学びます。

(3) 国際福祉実習:社会福祉学部社会福祉学科・こども教育福祉学科
派遣先:インド聖隷希望の家、希望の家(ブラジル)
実習先の国々における様々な社会福祉事情や文化を体験することで価値観の多様性や異文化を受容することを学び、国際的な視野を養います。

(4) 国際教育実習:社会福祉学部こども教育福祉学科
派遣先:インマヌエルカレッジ(オーストラリア)
オーストラリア・インマヌエルカレッジで実習を行い、当該地域の教育を学び、国際的な視野を養います。

国際支援アクティブラーニングⅡ

国際支援アクティブラーニングⅡでは、実際に海外でのプロジェクトに参加し、支援活動を行います。言語・文化・歴史が異なる地域での国際支援活動を通じて、グローバル人材としての課題解決力や実践力を養います。派遣先は下記の通りです。

① カンボジア(派遣先:ジャパンハート病院)
カンボジアの医療・福祉・保育などの課題をつかみ、自分たちで考えた実践や活動をジャパンハート病院およびその周辺で展開します。

② ベトナム(派遣先:地域開発研究・訓練センター)
ベトナムのNGO団体での活動を通じて、人として何ができるかを考案し実践します。
 
③ アメリカ(派遣先:St.フランシス保健福祉医療システム)

アメリカの保健医療福祉複合組織で、地域住民のための活動を考案し実践します。

海外研修

3学部共通の科目となります。保健医療福祉・教育を総合的に考え、グローバルな視点に立った思考や活動への第一歩となるプログラムです。

① 海外研修(海外研修(シンガポール))
派遣先:シンガポール・ナンヤン理工学院
本学の協定校であるナンヤン理工学院において、シンガポールの保健医療福祉制度に関する講義、演習参加、保健医療福祉施設の見学、学生交流などを行います。

② 海外研修(海外研修(中国))
派遣先:中国・陸軍軍医大学
本学の協定校である陸軍軍医大学において、中国の保健医療福祉制度に関する講義、大学附属の総合病院、地域福祉施設の見学、学生交流などを行うほか、世界遺産、文化施設等の見学も行います。
※隔年の実施となります。

海外研修 (シンガポール) 2019(ナンヤン理工学院)

2019年度海外研修 (シンガポール)

2018年度国際作業療法実習

2018年度国際作業療法実習(タイ・チェンマイ大学)

2018年度 アメリカ看護研修

2018年度アメリカ看護研修

2018年度国際理学療法実習

2018年度国際理学療法実習(中国・中山大学)

国際プログラムQ&A

Q1:副専攻とは何ですか?

A1:
副専攻とは、主専攻(資格取得に必要な科目)以外にも学びの機会を広げるため、特定のテーマを設定し、体系的に履修する制度です。本学では、主専攻である看護、リハビリテーション、社会福祉、教育以外に、国際保健医療福祉について体系的に履修します。

Q2:国際プログラムで修得した単位は、卒業要件単位に算入されますか? 

A2:
修得した単位は、所属する学部・学科で定められている卒業要件単位に算入されます。

Q3:国際プログラムを修了できなかった場合も卒業することはできますか?

A3:
所属する学部学科の卒業要件を満たしていれば、卒業することは可能です。

Q4:国際プログラムで学ぶためにどの程度の英語コミュニケーション能力が必要ですか?

A4:
英語コミュニケーション能力が高いに越したことはありませんが、学ぶ意欲が大切です。
3年次の「国際理学療法実習」「国際作業療法実習」「国際言語聴覚療法実習」「国際福祉実習」「国際教育実習」、4年次の「国際看護実習」「英語プレゼンテーション演習」では実習先で見学内容や演習内容の要点を理解し、ディスカッションできる英語力をめざします。
国際プログラムの4年間のカリキュラム、また特別英語学修プログラムなどの課外活動を通じて英語力を高めていきましょう。

Q5:海外派遣を伴う授業科目を1科目以上履修する必要がありますが、どの科目を履修する必要がありますか?

A5:
看護学部:国際看護研修、国際看護実習
リハビリテーション学部:国際リハビリテーション研修、国際理学・作業・言語聴覚療法実習
社会福祉学部社会福祉学科:海外研修、国際支援アクティブラーニングⅡ、国際福祉実習
社会福祉学部こども教育福祉学科:海外研修、国際支援アクティブラーニングⅡ、国際福祉実習、国際教育実習
※科目によっては、人数制限があり希望の科目あるいは2科目目を履修できない場合もあります。

Q6:国際プログラムに登録することで別に費用はかかりますか?

A6:
国際プログラムに登録することに対しては特別な費用はかかりません。ただし、海外派遣の渡航費用、特別英語学修プログラムなどの費用は実費となります。

国際リハビリテーションコース

リハビリテーション学部では、「科学的根拠に基づく確かな技術と豊かな人間性」を兼ね備えた人材育成に取り組んできました。
「国際的な保健医療福祉の課題解決」ができるグローバル人材の育成を目的として2019年度に開設された国際リハビリテーションコースは、本国際保健医療福祉プログラム(副専攻)の基礎となるものです。国際リハビリテーションコースについては、こちらをご覧ください。