聖隷クリストファー大学│保健医療福祉の総合大学

教育・研究詳細

[こども教育福祉学科]飯田真也教授が「絵画構成法」を取り入れた新しい授業への取り組みをしています
こども教育福祉学科は、小学校教諭の養成課程が始まって3年目になりました。現在、3年次生の3分の2が小学校教諭の資格を取るための科目を履修しています。

飯田真也教授は、静岡県内の小学校校長職の経験を経て、2019年に本学に就任しました。以来、学生が小学校教員になったときに自信をもって授業ができる力と日々の教育課題に的確に対応できる力を育成できるよう、熱心に教育活動に取り組んでいます。

3年次生の科目「教育方法・技術論」では、学習指導要領に記されている子どもの「主体的・対話的で深い学び」の実現に向け、学びのプロセスや具体的な方法を理解し、子どもの思考力および表現力を促すための方法や教材・ICT活用等の方法・能力を身につけます。飯田教授は、この科目のなかで「絵画構成法」を用いて、授業の見方、授業構成の方法を教授します。「絵画構成や絵画鑑賞」という技法を活用した授業づくり法は、教育界では、初の試みと思われます。

「絵画構成法」は、「時間配列」を「空間配置」に置き換えることで可視化・見える化します。可視化に伴う分析・吟味の促進で授業をつくる力量を高めることが大きな特色です。
授業の中で公開された「板書構成法」では、板書内容の配置に沿って、分割された部分と全体との往還を繰り返しすることで1枚の板書写真から多面的・多角的な情報を取り出し、鑑賞します。空間の中に時間が埋め込まれている板書は、板書の個所によって授業場面が描き出されます。その授業場面が全体の中で機能していたのかを、部分と全体との往還によって吟味し、より効果的な指導の在り方を導き出します。

今回は、授業前の板書計画を、絵画構成に見立て、板書を通した授業構成の在り方について学修しました。