聖隷クリストファー大学│保健医療福祉の総合大学

教育・研究詳細

[こども教育福祉学科]飯田真也教授が新しい授業研究手法を取り入れた授業への取り組みをしています。
こども教育福祉学科は、小学校教諭の養成課程が始まって2年目になりました。現在、2年次生の3分の2が小学校教諭の資格を取るための科目を履修しています。

飯田真也教授は、静岡県内の小学校校長職の経験を経て、2019年に本学に就任しました。以来、学生が小学校教員になったときに自信をもって授業ができる力と日々の教育課題に的確に対応できる力を育成できるよう、熱心に教育活動に取り組んでいます。

2年次生の科目「算数科指導法」では、実際の授業を想定して、全国学力学習状況調査問題にみられる「つまずき」とその分析、さらに対策としての指導のあり方を全5領域にわたり指導したあと、「つまずき」分析や教科書研究を生かした模擬授業に取り組みました。学生は小学校の学年別に3か所に分かれ、授業者として3分間の教材研究紹介、20分間の授業、10分間の研究協議を行うことで授業力向上に取り組み、その研究協議のやり方に、将棋・囲碁の上達法である「感想戦」を採用した「板書盤面感想戦」を取り入れました。
従来、リフレクションに基づく「ストップモーション」等の授業研究手法が紹介されてきましたが、今回は、板書をそのまま将棋の盤面に見立て、そこで「次の一手」である授業展開のあり方を吟味しています。おそらく授業研究の世界では、初めてと思われる手法です。

飯田教授が開発した授業研究法「板書感想戦」は、7月26日(日)に開催された日本数学教育学会「算数・数学授業研究ワークショップ」で紹介され、注目を集めました。
飯田教授からは「小学校教諭にとって『授業力』をつけ、子どもたちの学ぶ力を高めることは、最も大切なことです。本学こども教育福祉学科で、授業力の土台である指導法の基礎・基本(定跡)を確実に身につけませんか。」と呼び掛けがありました。

なお、飯田教授の取り組みは、7月30日(木)の静岡新聞にも掲載されました。
あわせてご覧ください。

静岡新聞 [ワイドしずおか]聖隷クリストファー大 教諭目指す学生 「感想戦」で指導法模索