グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ


インフォメーション

ホーム >  インフォメーション >  【看護学部・地域連携】難病コミュニケーション支援研修会を開催しました

【看護学部・地域連携】難病コミュニケーション支援研修会を開催しました


今年度も地域連携事業の一環として、2025年7月26日(土)に浜松市内の高校生・大学生・医療・福祉分野の専門職を対象とした「難病コミュニケーション支援研修会」を開催しました。

研修会では、神経難病のある方とのコミュニケーション支援の現状を学ぶ講義に続き、透明文字盤や視線入力装置などのICT機器の操作体験を行いました。

NPO法人ICT救助隊様や北斗わかば病院様の協力を得て、実際の臨床現場で用いられる機器や支援の工夫にも触れながら、意思伝達支援における技術と支援者の役割について理解を深める機会となりました。

参加者からは、
・「実際に体験できたことで理解が深まった」
・「世代を超えた学びが刺激になった」
・「難しさと、伝わったときの喜びを実感できた」
といった声が寄せられました。

また、研修会に参加した本学学生からは、
・「患者さんの立場に立って考えることができた」
・「患者さんが“頑張って伝える”のではなく、支援者が“受け取る努力”をすることの重要性に気づいた」
・「症状や希望に合わせてコミュニケーション手段を工夫することが看護の役割だと実感した」
など、体験を通じた深い学びが得られたことがうかがえました。

ICT機器を扱う研修は多くの気づきが得られる一方で、機器数や会場スペース、スタッフ配置により参加人数に制約があるという課題があります。

今後も地域との連携をさらに強化し、神経難病療養者が安心して在宅生活を送るための支援体制づくりに貢献してまいります。


本学が行っている地域連携事業はこちらから