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[国際教育学部:保育] 授業にてサツマイモを収穫しました


 国際教育学部の2年次生が履修する「保育内容(環境)」の授業の一環として、11/14(金)にサツマイモを収穫しました。学生たちは、5月の授業で苗を植え付け、半年間かけて大切に育ててきました。
 本学の授業では広い畑ではなく「園芸袋」を使用して栽培しています。園芸袋の底に穴をいくつか開けることで,通気性と排水性を保つことができるため、根腐れを防ぎ、根が呼吸しやすい環境を保ちます。土と日光があれば、サツマイモはその強い生命力で、袋の中でも立派に育ちます。

※5月の植え付けの様子(インスタ)はこちら

 多くの保育現場でサツマイモ栽培が取り入れられるのは、「命の循環」や「食」への気づきを育む生きた教材となるためです。植える-育てる-収穫する-味わうというプロセスは、単にひと区切りで終わるものではなく、子どもたちの興味関心を次の探究へとつなぐ“連続した学び”を生み出します。ここで生まれるきっかけは、サツマイモそのものに限りません。虫の到来や天候の変化など、偶然の出会いが重なり、環境へのまなざしが一層育まれます。
 実際、今回の収穫は豊作でしたが、一部の学生は、サツマイモが虫に食べられてしまいました。悲しさを共有しながらも、「なぜ虫が来たの?」「どこから来た?」「土や水はけが関係している?」「虫がいた人といなかった人の違いは?」といった新たな問いを生みます。こうした“思いがけない出来事”も含めて、環境と出会う経験そのものが、保育実践につながる豊かな学びになります。

 最後には、大学横の森で火をおこし、焼き芋をしました。ホクホクに焼けたサツマイモを半分に割ると、学生から歓声が上がります。このみんなで味わう体験もまた、自然への感謝や育てたものに向き合う喜びを次の関心へつなげていきます。
 将来保育者や小学校教諭となる学生たちにとって、都市部の園など限られた環境でも実践できる育ちが続いていく学びを経験できた、貴重な時間となりました。

国際教育学部 取得可能な資格
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