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4月23日(土) 「国際保健医療福祉プログラム」開設記念講演会を開催しました。


4月23日(土) 「国際保健医療福祉プログラム」開設記念講演会を開催しました。講師としてペシャワール会会長・PMS(Peace Japan Medical Services )総院長を務められている村上優先生をお招きし、ご講演いただきました。講演会場のアクトシティ浜松 コングレスセンターには60名以上の方が来場され、またオンラインでも60名以上の方が聴講されました。この講演会は、医師としてパキスタンとアフガニスタンでの医療活動に従事され、10万人以上の人々の生活を救い、その後もアフガニスタンの人々を支援された中村哲医師の活動から、命を支える国際支援活動を学び、本学の国際保健医療福祉プログラムにおいて、グローバルな時代に必要とされる保健医療福祉の専門職者となるために必要なことは何か考える機会とすることを目的に実施しました。
ご講演の中で、村上先生はまず中村医師の人柄や信念について紹介された後、中村医師がアフガニスタン・パキスタン両国にまたがって無医地区での医療活動に取り組まれたこと、ペシャワールに活動拠点となる「PMS基地病院」を建設された様子をお話いただきました。続いて、干ばつが深刻化したアフガニスタン全土で、土漠化した農地復旧のために既存用水路の改築に乗り出したことなどを、多くの画像を交えて紹介されました。また、PMSがアフガニスタンの人々自身による自給自足の農村復興に注力していくこと、中村医師の事業を継続し、希望を引き継いでいくと話されました。講演後には、参加者からの多くの質問にもご回答いただきました。

その後、本学リハビリテーション学部の根地嶋誠准教授より、本学国際保健医療福祉プログラムについての紹介を行いました。その中で世界では保健医療福祉を十分に受けられない人々が数多くおり、国内においても医療や福祉の現場で外国人の利用者、外国人のスタッフが増加していることから、国内外で多様な背景をもつ人々と協働し、保健医療福祉を実践できる人材が求められており、このプログラムでは副専攻として学部の枠を超えて体系的に学ぶことができることが説明されました。