[リハビリテーション学部]作業療法学科の学生が「本を通した認知症の予防講座」を浜松市立都田図書館で実施し、中日新聞に掲載されました。
リハビリテーション学部作業療法学科2〜4年次の学生5名と鈴木達也准教授が、高齢者を対象とした「本を通した認知症予防講座」を9/21(日)浜松市立都田図書館で実施しました。
本講座は、2025年度地域連携事業の1つである「図書館を活用したマイブックリスト作成プログラム 〜読書による知的活動の増進事業〜」を進める、作業療法学科 鈴木准教授の取り組みのひとつです。
講座では、過去に読んだ本の内容や、それにまつわる思い出を振り返ることで脳の活性化を促す「回想法」を体験していただきました。参加された7名の皆さまは、学生のサポートを受けながら、小説や児童書、専門書などの中から、自身にとって思い出深い本を自由に選ばれました。
本を選んだ後には、学生から「これはどのような本ですか?」「この本を選んだ理由は何ですか?」といった問いかけがあり、参加者はそれぞれの本にまつわる感想や、読んだ当時の思い出などを「マイブックリスト(専用ノート)」に記録。最後には、選んだ本を参加者同士で紹介し合い、その魅力について語り合いました。
参加された成清弘子さんは、小説『レ・ミゼラブル』を手に取り、「主人公のような人間でありたいと思いながら、涙を流して読んだ記憶がある。ぜひ多くの方に読んでいただきたい」と感想を述べ、「皆さんのお話を聞いて、読んでみたいと思える本がたくさん見つかりました」と充実した様子で話されていました。
鈴木達也准教授によると、「本は一人で読むものと思われがちですが、実は人とつながるきっかけにもなります。自分の興味や関心を大切にして活動を続けることが、心身の健康維持にもつながります」とのことです。
本講座を通じて、学生たちは高齢者の皆さまと直接交流しながら、コミュニケーション力を養うとともに、作業が人生に及ぼす影響について理解を深めることができました。地域とのつながりを大切にしたこの取り組みは、作業療法士を目指す学生にとって、実践的かつ意義のある学びの機会となっています。
本講座は、2025年度地域連携事業の1つである「図書館を活用したマイブックリスト作成プログラム 〜読書による知的活動の増進事業〜」を進める、作業療法学科 鈴木准教授の取り組みのひとつです。
講座では、過去に読んだ本の内容や、それにまつわる思い出を振り返ることで脳の活性化を促す「回想法」を体験していただきました。参加された7名の皆さまは、学生のサポートを受けながら、小説や児童書、専門書などの中から、自身にとって思い出深い本を自由に選ばれました。
本を選んだ後には、学生から「これはどのような本ですか?」「この本を選んだ理由は何ですか?」といった問いかけがあり、参加者はそれぞれの本にまつわる感想や、読んだ当時の思い出などを「マイブックリスト(専用ノート)」に記録。最後には、選んだ本を参加者同士で紹介し合い、その魅力について語り合いました。
参加された成清弘子さんは、小説『レ・ミゼラブル』を手に取り、「主人公のような人間でありたいと思いながら、涙を流して読んだ記憶がある。ぜひ多くの方に読んでいただきたい」と感想を述べ、「皆さんのお話を聞いて、読んでみたいと思える本がたくさん見つかりました」と充実した様子で話されていました。
鈴木達也准教授によると、「本は一人で読むものと思われがちですが、実は人とつながるきっかけにもなります。自分の興味や関心を大切にして活動を続けることが、心身の健康維持にもつながります」とのことです。
本講座を通じて、学生たちは高齢者の皆さまと直接交流しながら、コミュニケーション力を養うとともに、作業が人生に及ぼす影響について理解を深めることができました。地域とのつながりを大切にしたこの取り組みは、作業療法士を目指す学生にとって、実践的かつ意義のある学びの機会となっています。
中日新聞 2025/9/22 朝刊8面
「この記事・写真等は、中日新聞社の許諾を得て転載しています」