[リハビリテーション学部]作業療法学科の学生が地域の方の「自分史」を制作する様子が、中日新聞に掲載されました。
[リハビリテーション学部 ]作業療法学科の、高齢者の人生を1冊の本にまとめる「自分史作成プロジェクト」の様子が、 7/19(土)中日静岡新聞に掲載されました。
リハビリテーション学部作業療法学科3年次生の必修科目「高齢期作業療法学演習」において、本学近隣に在住する高齢者の方々にインタビューを実施し、その方の人生の歩みをまとめた世界に一つだけの「自分史」を制作しました。
担当の鈴木達也准教授によると、自分史の制作は、これまでの人生を振り返り記録に残すことに加え、生きがいの再発見や自己肯定感の向上につながることが報告されており、言語機能の活性化や情動の安定、ご家族や介護者との良好な関係を築く会話のきっかけとしても有効であるとされています。
本演習では5名の参加者にご協力いただき、これまで従事してきた作業や活動、その意味や価値観、さらには人生への影響についてお話を伺いました(インタビューは6月に実施済)。その後、学生が内容をまとめて自分史を制作し、7/10(木)に完成した冊子を参加者にお渡しし、ご感想をいただきました。
会社員時代に100回以上の海外出張を経験された菅沼氏を取材したグループは、表紙をパスポートに模したデザインとし、少年期から現在に至るまでの人生を一冊にまとめました。菅沼氏からは「素晴らしい出来栄え」との評価とともに、「年齢に関係なく和気あいあいと話すことができて楽しかった」との感想をいただきました。
本演習を通じて学生は、対象者に傾聴する姿勢の重要性を学ぶとともに、コミュニケーション能力の向上を図り、さらに作業経験が人生に及ぼす影響について理解を深めることができました。地域住民との交流を伴う本取り組みは、作業療法士を目指す学生にとって実践的かつ有意義な学習機会となっています。
中日新聞の掲載記事はこちらからご覧いただけます。
リハビリテーション学部作業療法学科3年次生の必修科目「高齢期作業療法学演習」において、本学近隣に在住する高齢者の方々にインタビューを実施し、その方の人生の歩みをまとめた世界に一つだけの「自分史」を制作しました。
担当の鈴木達也准教授によると、自分史の制作は、これまでの人生を振り返り記録に残すことに加え、生きがいの再発見や自己肯定感の向上につながることが報告されており、言語機能の活性化や情動の安定、ご家族や介護者との良好な関係を築く会話のきっかけとしても有効であるとされています。
本演習では5名の参加者にご協力いただき、これまで従事してきた作業や活動、その意味や価値観、さらには人生への影響についてお話を伺いました(インタビューは6月に実施済)。その後、学生が内容をまとめて自分史を制作し、7/10(木)に完成した冊子を参加者にお渡しし、ご感想をいただきました。
会社員時代に100回以上の海外出張を経験された菅沼氏を取材したグループは、表紙をパスポートに模したデザインとし、少年期から現在に至るまでの人生を一冊にまとめました。菅沼氏からは「素晴らしい出来栄え」との評価とともに、「年齢に関係なく和気あいあいと話すことができて楽しかった」との感想をいただきました。
本演習を通じて学生は、対象者に傾聴する姿勢の重要性を学ぶとともに、コミュニケーション能力の向上を図り、さらに作業経験が人生に及ぼす影響について理解を深めることができました。地域住民との交流を伴う本取り組みは、作業療法士を目指す学生にとって実践的かつ有意義な学習機会となっています。
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中日新聞 2025/7/19 朝刊13面