MENU

リハビリテーション科学研究科

教育・研究指導内容

分野 領域 教育・研究指導内容




理学療法科学 ・ヒトの認知運動機能の測定と治療の開発に関する研究
・理学療法士の教育指導、職場管理の開発に関する研究
・健康増進や介護予防の評価と指導の開発に関する研究
・運動器疾患の評価や治療に関する研究
・運動療法の効果や生体に及ぼす影響に関する研究
・スポーツ外傷や障害に対する理学療法および予防に関する研究
・慢性疼痛の主観的評価と神経生理学的反応に関する研究
・慢性疼痛に対する物理的刺激の効果と神経生理学的反応に関する研究
・慢性疼痛に対する運動療法の効果に関する研究
理学療法開発学 ・人の縦断的な認知運動機能、生活機能の発達と障がいに関する研究
・新生児・乳幼児の神経行動発達と障がいに関する研究
・人の脳と心の発達とコミュニケーションに関する研究
・呼吸リハビリテーションと呼吸理学療法に関する研究
・心臓リハビリテーションおよび心疾患の予防に関する研究
・集中治療領域および周術期のリハビリテーションとケアに関する研究
・高齢者や慢性疾患患者の介護予防に関する学際的研究
・運動行動の変容に関する研究
・高齢者の転倒・骨折予防を目的とした臨床・疫学研究
・呼吸リハビリテーションと呼吸理学療法の評価および治療に関する研究
・呼吸器感染症に対するリハビリテーションおよび予防に関する研究
・慢性呼吸器疾患に関する疫学的研究




作業療法科学 ・人が障老病異とともに生きる意味や価値の探求をめぐる哲学的記述的研究
・地域作業療法の効果に対する評価方法の開発
・地域作業療法の実践的手法の開発
・高次脳機能障害の作業療法(近赤外線分光法を用いた研究含む)
・身体障害分野における作業療法の効果に関する研究
・作業療法士教育に関する研究
・作業の形態、機能、意味に関する研究(光トポグラフィ装置研究を含む)
・作業が人の健康にもたらす意味と力の研究
・作業療法の理論、学問的背景、教育に関する研究
作業療法開発学 ・精神障害者の作業体験に伴う精神・身体的感覚に関する研究
・精神障害者の地域生活における自立支援・再発予防に関する研究
・精神・認知・行動の障害に起因する社会的問題に関する研究
・特別支援教育における作業療法支援等に関する研究
・発達障害児・者の保護者支援に関する研究
・地域における子育てシステムの構築に関する研究
・身体障害領域における作業療法の効果に関する研究
・リハビリテーション分野における健康関連QOLに関する研究
・医療技術のアウトカムに関する研究




言語聴覚障害学 ・高次脳機能障害の診断およびリハビリテーションに関する研究
・認知症の診断およびリハビリテーションに関する研究
・認知症の家族心理教育に関する研究
・在宅用失語症訓練アプリケーションソフトの開発(企業と共同)
・失語症の予後予測と改善要因に関する研究
・発達性吃音と神経原性吃音の比較研究
・聴覚障害幼児・学童におけるナラティブ発達の機序の解明と支援法の開発
・聴覚障害幼児・学童のメタ認知発達に関する研究
・0-1歳児の早期聴覚補償による聴性行動と音声言語の発達に関する研究
摂食嚥下障害学 ・摂食時の運動制御・神経制御機構に関する研究
・口腔運動の可視化に関する研究
・摂食嚥下訓練の効果判定及び訓練手技開発に関する研究

研究内容・教員紹介

理学療法開発学領域
大城 昌平 教授
博士(医学)
Ohgi Shohei

主な研究テーマ:人の神経行動とこころの発達学、障害予防と早期介入

人間発達を探求し、理学療法学を開拓する

 科学的諸理論を背景として、人の認知心理機能や知覚運動機能、学習機能、生活能力に焦点を当て、運動解析、脳機能計測、心理行動計測などによって発達神経系障害に対する新たな理学療法の評価と治療方法を開発します。研究室の方針は、独創的な研究の探究、know-that(現象)からknow-how(原理)へ、世界への情報発信です。

理学療法科学領域
矢倉 千昭 教授
博士(医学)
Yagura Chiaki

主な研究テーマ:
予防理学療法学、ヘルスプロモーション

予防医学の視点に基づく理学療法戦略の構築

 リハビリテーション対象疾患の発症、再発予防は、理学療法分野の重要な課題です。当研究室では、動脈硬化性疾患、高齢者の認知症や転倒、スポーツ外傷・障害の発症、再発するリスク因子、運動学・運動生理学的な機序に基づく予防効果について検証する過程を通じ、理学療法戦略を構築できる人材の育成を目標とします。

理学療法開発学領域
有薗 信一 教授
博士(健康科学)
Arizono Shinichi

主な研究テーマ:
呼吸心臓リハビリテーション、集中治療領域

研究マインドと臨床マインドを持つ理学療法士の
育成

 当研究室は呼吸系・循環器系に障害を持つ人を対象とした疾病予防と理学療法、集中治療領域における呼吸ケアと理学療法の評価方法と治療介入の臨床に繋がる研究を行います。深く理学療法とリハビリテーションを探求する研究マインドと患者さんの視点に立った臨床マインドを兼ね備えたセラピストを育成していきます。

理学療法科学領域
根地嶋 誠 准教授
博士(リハビリテーション科学)
Nejishima Makoto

主な研究テーマ:
運動器疾患への理学療法的アプローチ

運動器疾患に対する理学療法士の役割を探求する

 運動療法ひとつとっても、効率的な方法、効果の発生機序など、まだまだ不明な点があります。研究では、運動器疾患に対峙する理学療法士が果たすべき役割を踏まえ、理学療法学的な評価、予防、治療における新しい価値の創造を目指します。例えば、急性腰痛の改善やスポーツ外傷を予防するために、動作解析や臨床研究を進めています。

理学療法開発学領域
吉本 好延 准教授
博士(学術)
Yoshimoto Yoshinobu

主な研究テーマ:
高齢者の介護予防に関する学術的研究

人間の健康を多角的に検証する臨床・疫学研究の
実践

 当研究室は、高齢者や身体・精神疾患を有する患者を対象に、要介護を誘引する転倒・骨折、廃用症候群、骨関節疾患などの予防・改善を目的とした新たな理学療法戦略の開発を行っています。当研究室の目標は、一専門領域の知見に限らず、運動学、脳科学、行動学、栄養学、社会学など学際的な視点を踏まえながら、対象者の健康を科学的に検証できる専門家を育成することです。

理学療法科学領域
金原 一宏 准教授
博士(リハビリテーション科学)
Kimpara Kazuhiro

主な研究テーマ:
ペインリハビリテーションに関する研究

痛みを探求し、痛み治療に貢献するセラピストの
育成

 痛みは感覚および情動的体験と定義され、特に慢性痛症は新たな痛みの疾患という認識がされています。痛みを科学的に捉え、人に与える影響を神経生理学的に理解し探究することで、患者さんのQOL改善を目指します。当研究室では、痛みを専門とするセラピストの育成を目指し、痛み治療の充実を図り、慢性痛症に対しては、多角的かつ包括的な視点でアプローチを研究します。

理学療法開発学領域
俵 祐一 准教授
博士(医学)
Tawara Yuichi

主な研究テーマ:
呼吸リハビリテーションに関する研究

呼吸器疾患に対する理学療法士の可能性を探求する

 当研究室は、いまだ患者数が増加し社会問題となっている慢性閉塞性肺疾患や誤嚥性肺炎患者などを対象に、理学療法の観点から呼吸障害に対するリハビリテーション評価および予防や治療などについて、臨床で実践できる専門的な研究を進めています。多角的な視点で問題点を捉え、科学的思考に基づいて患者サポートができるセラピストを育成していきます。

作業療法科学領域
田島 明子 教授
博士(学術)
Tajima Akiko

主な研究テーマ:作業療法学の理論・現代史、
地域生活支援の実践と理論化

「(対象者の)存在の肯定」という視座からの作業療法学の理論構築の試み

 これまで、社会学をベースにして、「(対象者の)存在の肯定」という規範的視座から作業療法学・リハビリテーション学について内在的・批判的に検討を行ってきました。現在はこれまでの研究から得られた知見を基に、現象学的身体論から主観/客観を乗り越えた介入アプローチ法の模索をしています。

作業療法科学領域
中島 ともみ 准教授
博士(リハビリテーション科学)
Nakajima Tomomi

主な研究テーマ:
作業の効果(身障領域)、療法士の育成

臨床・研究・教育の3つの視点で作業療法に貢献
する

 認知・身体機能への作業の効果についての研究、作業が効果的に遂行される環境調整についての研究を行っています。また、療法士の教育や育成における効果的な教授法と意義ある学習方法について研究しています。本研究室は、臨床・研究・教育の3つの視点で、作業療法の発展に寄与できる療法士を育成することを目的としています。

作業療法科学領域
宮前 珠子 教授
博士(医学)
Miyamae Tamako

主な研究テーマ:作業療法の学問的基盤・理論、
作業と光脳機能イメージング

作業療法の独自性をデータに基づき論理的に示す!

 人の一日は作業から構成され、意味ある作業を楽しむことが健康を促進します。「仕事、遊び、セルフケア」の作業バランスもQOLにとって重要であり、疾病、障害、加齢等による作業剥奪や作業遂行障害は心身の健康を損ないます。現代的作業モデルの理論と基盤となる考えを駆使して、対象者にとって意味ある作業の開発とその根拠を明らかにすることが研究の目的です。

作業療法開発学領域
新宮 尚人 教授
博士(保健学)
Shingu Naohito

主な研究テーマ:
精神疾患に対する作業療法的アプローチ

作業活動に伴う精神・身体的作用を明らかにする

 作業活動に伴う精神・身体的作用を利用して心身の回復を図るプロセスを明らかにするために、作業活動にはどのような精神・身体的作用が働き、対象者はどのような実感を持つのかを研究しています。そのベースとして、統合失調症においては認知機能からリカバリーまで、うつ病においては作業活動を通じてのセルフマネジメントなど、様々な階層レベルをターゲットとする研究に取り組んでいます。

作業療法開発学領域
伊藤 信寿 教授
博士(学校教育学)
Ito Nobuhisa

主な研究テーマ:
発達領域における作業療法

発達支援、子育て支援、保育・学校支援

 発達障害を持つ子どもに対する直接的支援の方法やその効果に関する研究を行っています。さらに、発達支援に携わる保健師、保育士、教師等の専門家と連携できるシステムの構築やその成果に関する研究も行っています。また、保護者に対する支援として、効率的なペアレント・トレーニングの開発とその効果に関する研究を行っています。

作業療法開発学領域
泉 良太 准教授
博士(保健学)
Izumi Ryota

主な研究テーマ:
身体障害領域の作業療法、健康関連QOL調査

根拠に基づいた作業療法を実践し、その効果を検証する

 近年、作業療法分野においても根拠に基づいた作業療法効果の提示が求められています。そのためには、様々な研究手法の中から、検証したい内容に最適な手法を選択する必要があります。当研究室では、作業療法対象者を中心とし、対象者本人・臨床現場に直結する研究方法について、じっくりと学修していきます。

言語聴覚障害学領域
佐藤 順子 教授
博士(医学)
Sato Junko

主な研究テーマ:
高次脳機能障害、認知症

高次脳機能障害や認知症のリハビリテーションと
家族教育

 多様な高次脳機能障害者や認知症者に神経心理学的検査を用いて障害を詳細に解明し、根拠に基づいた援助の方法や効果について研究を行っています。また、認知症の予防教育やリハビリテーション、家族心理教育や精神症状に対する介入療法の効果に関する研究を行っています。日頃の臨床経験からの疑問を研究につなげて、その成果を臨床現場で実践していきましょう。

言語聴覚障害学領域
谷 哲夫 教授
博士(保健学)
Tani Tetsuo

主な研究テーマ:
在宅での失語症訓練法、吃音の改善経過

失語症に対する効果的な在宅訓練法を開発

 病院に入院しながらリハビリを受ける時代は終わりつつあります。失語症の回復の見込みがあっても、在宅へ切り替えてリハビリを継続する時代です。そこで、在宅での効果的な失語症訓練を実現するために、失語症訓練用ソフトを開発しました。慢性期の失語症者を対象にソフトを用いた集中的な訓練を実施し、その効果を研究しています。

言語聴覚障害学領域
大原 重洋 教授
博士(リハビリテーション科学)
Ohara Shigehiro

主な研究テーマ:
早期聴覚補償、ナラティブの発達

難聴児に共通する発達と個人差の機序を解明し、
支援法を開発する

 乳幼児期の聴覚補償と対人交流、学童期の高度な日本語能力の獲得を一体的に捉え、難聴児の言語・心理・社会的能力の発達経過の解明と支援法の開発について研究しています。生活場面での課題に基づいて、小児から意味のあるデータを採取し、得られた知見を言語聴覚療法や学校教育の現場に還元できる人材の育成を目指します。

摂食嚥下障害学領域
柴本 勇 教授
博士(学術)
Shibamoto Isamu

主な研究テーマ:
摂食時の大脳制御と口腔運動機構の解析

摂食嚥下リハビリテーション方法の開発と検証

 摂食嚥下障害の障害分析、評価訓練法の効果検証、新たな評価訓練法の開発を行っています。他大学や研究所と連携し、学際的に活動しています。近年では、ロボット技術を評価訓練に応用する研究を実施しています。本研究室は、広い知見や科学的思考を持った、臨床家、研究者、教育者の育成を目指しています。

教育課程 / 履修方法

共通科目

リハビリテーション科学、看護学、社会福祉学と関連の深い諸科学について理解を深めるため、3研究科共通の授業科目「ヘルスプロモーション健康政策特論」「実験的研究法」「現代リハビリテーション学特論」「人体構造・機能学特論」「心理学特論」など14科目を配置しています。

基盤科目

「リハビリテーション研究入門」「内部障害リハビリテーション学」「生活環境リハビリテーション学」「嚥下障害リハビリテーション学」の4科目を配置しています。

専門科目

専門分野は、理学療法学分野、作業療法学分野、言語聴覚学分野によって構成され、さらに6領域に分かれます。それぞれの領域は、特論、特論演習、特別研究により構成されています。

■ 2年コース

区分 授業科目 単位数

1年次 2年次
履修要件 選択



キリスト教倫理特論 6科目12単位
以上選択
2 30 30   (30)  
保健医療倫理学特論 2 30   30   (30)
ヘルスプロモーション健康政策特論 2 30     30  
保健医療経済政策特論 2 30 30      
臨床疫学特論-EBM実践入門- 2 30       30
実験的研究法 2 30 30   (30)  
社会調査特論 2 30   30   (30)
現代リハビリテーション学特論 2 30   30   (30)
人体構造・機能学特論 2 30   30   (30)
心理学特論 2 30 30   (30)  
教育方法学特論 2 30 30   (30)  
保健科学英語特論 2 30 30   (30)  
マネジメント論 2 30   30   (30)



リハビリテーション研究入門 2 30 30   (30)  
内部障害リハビリテーション学 2 30 30   (30)  
生活環境リハビリテーション学 2 30 30   (30)  
嚥下障害リハビリテーション学 2 30   30   (30)









<理学療法科学領域> 専攻領域の特論Ⅰ・Ⅱ
4単位、演習2単位と専
攻領域以外の特論の中
から2科目4単位以上お
よび専攻分野の特別研
究を履修
 
 理学療法科学特論Ⅰ 2 30 30      
 理学療法科学特論Ⅱ 2 30   30    
 理学療法科学特論演習 2 30 30      
<理学療法開発学領域>  
 理学療法開発学特論Ⅰ 2 30 30      
 理学療法開発学特論Ⅱ 2 30   30    
 理学療法開発学特論演習 2 30 30      
理学療法学特別研究 8 120 30 30 30 30






<作業療法科学領域>  
 作業療法科学特論Ⅰ 2 30 30      
 作業療法科学特論Ⅱ 2 30   30    
 作業療法科学特論演習 2 30 30      
<作業療法開発学領域>  
 作業療法開発学特論Ⅰ 2 30 30      
 作業療法開発学特論Ⅱ 2 30   30    
 作業療法開発学特論演習 2 30 30      
作業療法学特別研究 8 120 30 30 30 30






<言語聴覚障害学領域>  
 言語聴覚障害学特論Ⅰ 2 30 30      
 言語聴覚障害学特論Ⅱ 2 30   30    
 言語聴覚障害学特論演習 2 30 30      
<摂食嚥下障害学領域>  
 摂食嚥下障害学特論Ⅰ 2 30 30      
 摂食嚥下障害学特論Ⅱ 2 30   30    
 摂食嚥下障害学特論演習 2 30 30      
言語聴覚学特別研究 8 120 30 30 30 30

※領域別専門科目について
所属する学生がいない場合は、「特論演習」、「特別研究」は開講しません。

修士論文題目:修了生の研究テーマ

◎極低出生体重児とその母親に対する言語聴覚士(ST)による母子コミュニケーション介入プログラム-1事例研究
 による効果の検討-
◎人工股関節全置換術術後患者における術前から退院後1ヵ月の身体活動量に関連する因子の検討
◎大腿骨近位部骨折患者に対する漸増的RAS(Rhythmic Auditory Stimulation)を用いた歩行練習の歩行能力に
 及ぼす効果の検証
◎片麻痺患者の日常生活における書字の機会
◎精神科作業療法の観察評価からみる青年・成人期の自閉スペクトラム症の行動特性
◎活動参加を促進する訪問作業療法の実践知
◎就労の準備をしている高次脳機能障害を有する人々の作業バランスについての研究
◎精神障害者の就労定着へ向けた相互支援プログラム-生活状況‐行動‐結果の関係性に注目して-
◎聞き取りやすく話しやすい発話を目指して─発話速度の調整に伴う構音運動の変化に関する検討─

時間割