教員紹介 —首藤 貴子(すどう たかこ)先生—

私は浜松出身です。子どもの頃家の周りには田畑が今より多く残っていました。
冬になると手の平が黄色くなるほどミカンを食べて育ちました。

私は学校ではどちらかというと大人しい子どもでしたが、好奇心旺盛だったことは間違いありません。

小学一年生の時でした。
宅地開発のために通学路から見えていた広い山林が切り拓かれたことがありました。
生い茂っていた木々が無くなり、土肌も露わに、まるで火星の表面のようになったその場所に「恐竜がでたらしい」という噂を幼馴染が聞きつけました。
私たちは勇気を振り絞って探検に出たものの、恐竜に遭遇はせず恐ろしい思いをすることなく無事に帰宅しました。

それから動物が好きで、四年生の頃には下校途中に捨て猫を拾ったことがありました。
その猫はとても賢く育ちました。夏休みの早朝に私が一人でラジオ体操に行く時は、なぜかいつも途中の雑木林まで後ろから付いて来て、そこで私の帰りを待ってくれていました。
猫は何を思って待っていたのでしょう。今でも不思議に思います。

高校生になっても相変わらず、捨て猫や傷ついたスズメを放っておけずに拾って帰ったことがありました。
ただ、助からなかったことも何度もありました。この経験が直接結びついたかどうかは分かりませんが、将来の仕事として獣医を目指すことを決めたのも高校生の頃でした。
ところが、私が大学卒業後に仕事として選んだのはコンピュータの世界。それまでに学んだ知識はほとんど役に立たない新しいフィールドで、大きなチャレンジでした。
獣医志望から、ITの技術者、さらにこの度は小学校の先生です。この変身ぶりは、またいつかお話しします。

これからの未来はロボットやAIが生活の中に登場し、変化の激しい厳しい社会になるとも言われています。
そんな中で、子ども、そして大人も、どんな力を身に付ければワクワクしながら生き抜いていけるのでしょう。
正解は1つではないはずです。

ぜひ一緒に考え、これからの人生を創っていきませんか。

 

  ❁2019年5月31日❁