聖隷クリストファー大学│保健医療福祉の総合大学

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歴史・特色

歴史

「一番大切で確実なことは、世の中が必要としている事を全力を挙げて果敢に実行することだ」
お金がないからやらない、大変だからやらないということではなく、
人々が求めていることを行っていけば必ず成功する。
~長谷川保の言葉~


聖隷学園は常に時代の一歩先を考え、地域に必要なものなら他がやっていなくても取り組んできた歴史があります。「ヘルパー」という今でこそ多くの人に知られている言葉は、1973年(昭和48年)に開園した有料老人ホーム「浜名湖エデンの園」の働きや身近でお世話をする人たちの様子から本学創設者長谷川保が考え出した造語なのです。
1970年代になると、医療の進歩や生活スタイルの改善により、高齢社会の到来が予想されていました。しかし、介護に関する専門的な知識や技術を習得した専門職者を養成する学校は日本にはまだ存在していませんでした。
そこで、1978年(昭和53年)に日本で最初のヘルパー養成学校である、「福祉医療ヘルパー学園」を開学しました。これは現在全国にある介護福祉士の養成校のモデルになったと言われています。この先駆的な挑戦は、「福祉医療ヘルパー学園」開学の9年後、1987(昭和62年)に制定された「社会福祉士及び介護福祉士法」により証明されました。福祉医療ヘルパー学園はその後、聖隷介護福祉専門学校を経て、現在の聖隷クリストファー大学社会福祉学部となっています。

歴史
聖隷グループ創設者
長谷川保

Point1 時代の最先端をいく4つの柱

介護福祉学科独自の教育の柱は、「自立支援介護」「福祉工学」「共生社会」「国際貢献」です。本学科は、「自立支援介護」と「福祉工学」を本格的に学ぶことができる学科です。また、わが国がめざしている「共生社会の実現」に必要なソーシャルワークの理論と方法を広く、深く、体験的に学ぶことができる教育を実践しています。さらに、本学科では、日本のもつ優れた介護福祉のノウハウを用いた国際貢献を視野に入れた海外との連携協力を展開しています。

Point2 特長あるカリキュラム構成

1年次と2年次は介護福祉士指定科目を中心に、2年次と3年次は社会福祉士指定科目を段階的に学びます。さらに3年次からは自らのキャリアモデルに従い、緩やかなコース選択をするための独自科目と、ダブルライセンスを取得するための国家試験対策を充実させています。特に、介護福祉学科の「4つの柱」である「自立支援介護」「福祉工学」「共生社会」「国際貢献」に関する科目を、縦断的かつ横断的に配置しているのが大きな特長です。

Point3 独自性のある授業と実習

日常生活を営むうえでさまざまな困難を抱えている人々を支えるため、個人、家族、地域、制度を視野に入れ、地域社会においてリーダーシップを発揮できる専門職を育成するための科目を豊富に開講しています。具体的には、①ITを用いた調べ学習や学生同士の協働を促進するグループワークなど、能動的な学修スタイル中心の授業、②利用者の主体的な生活をデザインしたうえで個別性の高い支援を行うために必要な、課題分析能力の涵養と介護福祉の専門的支援を実践的に修得できる介護実習とソーシャルワーク実習を展開しています。

Point4 地域や国際社会で活躍できるキャリア形成が可能な学びの場を提供

介護福祉学科では、国家資格である「介護福祉士」と「社会福祉士」の受験資格を取得できます。介護福祉、社会福祉の専門職者として、支援を必要とする対象者に寄り添い、地域における社会資源の活用や開発を行いながら、対象者の地域生活を支えます。さらに、卒業後に受講できるリカレント教育も充実しています。国家資格を取得するだけでなく、地域社会や国際社会で活躍できる福祉専門職者としてキャリア形成できるように、在学中から卒業後まで切れ目なく学びの場を提供しています。

保育士試験(国家試験)の免除制度を利用して保育士の資格を得ることも可能です

在学中に本学部こども教育福祉学科が開設する保育士養成のための所定の教科目を他学科履修により修得し、さらに卒業時に介護福祉士国家試験に合格して介護福祉士の資格を得た場合、保育士試験(国家試験)の筆記試験科目の全部および実技試験を免除することができます(社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士の免除制度、所定の教科目をすべて修得した場合)。免除制度を利用した保育士試験(国家試験)の受験申請により保育士の資格を得ることも可能です。

伝統ある聖隷で、最新の介護福祉を学ぶ

時代の最先端をいく4つの柱

① 自立支援
自立性の回復を目的とした専門的な介護

自立支援

自立支援 身体的な自立だけでなく、精神的にも、社会的にも自立できるように支援する専門性の高い支援方法です。自立支援介護を実践している施設では、歩けなかった方が再び歩けるようになったり、経管栄養だった方が再び自分の口から普通の食事が食べられるようになったりしています。さらに、元気を取り戻した高齢者が、施設から自宅に戻った例も数多く報告されています。近年、海外からの注目も高まり、Functional Recovery Care (FRC)として、国際的にも広がりつつあります。

② 福祉工学
介護に新たな価値を生む福祉工学

福祉工学

福祉工学 人の代わりをするのではなく、人ができないことをできるようにするのが道具。ロボットを含む道具を考案し、その道具を使うことで生活や仕事に新たな価値を生むことが工学。介護福祉士は人の悲しみと楽しみの両極を理解することができる職であるからこそ介護分野の福祉工学を創作することができます。その介護で生まれた価値は広く諸産業に適用可能な価値をもちます。本学科ではこのような社会貢献ストーリーをもつ人材を育てます。

③ 共生社会
共生社会実現のためにできること

共生社会 今後ますます高齢化率、独居率の伸展が見込まれているわが国において、すべての国民の幸せ(福祉)を実現するためには、共生社会の構築が必要不可欠です。しかし、高度経済成長期以降進展してきた都市化、過疎化は、地域社会の力を衰退させてしまっており、その再生は容易なことではありません。そのような状況において期待されているのが、ソーシャルワーク実践による共生社会の実現です。本学科では、ミクロからマクロまで、幅広い視点でソーシャルワークを学ぶことができます。

④ 国際貢献
人材還流型社会で活躍する専門職者像

自立支援 介護福祉学科には、急速に高齢化が進んでいるベトナム、シンガポール、韓国における研修や交流プログラムがあります。相互理解の姿勢や非言語コミュニケーションスキルは、介護福祉士に求められる大切な能力の1つであり、在学中に海外の学生や研究者と交流をすること(経験的学修)により、飛躍的に向上する可能性があります。また、本学科では、このような体験を通して、今後急速に高齢化が進む諸外国に対して、「介護福祉」の視点で国際貢献できる専門職者を養成しています。