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建学の精神・ごあいさつ

建学の精神 「生命の尊厳と隣人愛」

「隣人愛」とは、「自分を愛するようにあなたの隣人を愛しなさい」という聖書の教えに示された愛の心です。 聖隷学園は、創立以来この隣人愛と生命の尊厳を基本理念として、保健医療福祉・教育分野の専門職の育成に取り組んできました。その原点は、1930年に浜松のクリスチャンの若者たちが建てた結核患者のための小さな病舎にさかのぼります。
目の前で苦しんでいる人のために、自分自身が感染するかもしれないという状況の中で無償の愛を捧げたこの行いが、今日、日本有数の医療・福祉・教育集団となった聖隷グループのすべての事業の始まりなのです。混迷する現代社会の医療・福祉のなかで、人と共にあり、その不安や苦痛、悲しみを理解し、共に生きることを人生の喜びとする。聖隷クリストファー大学介護福祉専門学校では、先人たちによって示された愛と奉仕の精神を受け継ぎ、地域に貢献し、国際社会においても活躍できる専門職を育成していきます。

長谷川 保 直筆のレリーフ(聖隷歴史資料館内)
聖隷の創立者の一人、長谷川保は聖隷福祉事業団の理事長、会長、聖隷学園の理事長、学園長を歴任。生涯を通じて無私・無欲を貫き、現在の聖隷の姿「医療」「福祉」「教育」の骨格づくりと方向付けを行いました。

建学の精神 「生命の尊厳と隣人愛」

聖隷とは

新約聖書のヨハネによる福音書第13章に、最後の晩餐のとき、キリストは「食事の席から立ち上がって上着を脱ぎ、手ぬぐいを取って腰にまとわれた。それからたらいに水をくんで弟子たちの足を洗い、腰にまとった手ぬぐいでふき始められた。…」とあります。当時、人の足を洗うことは奴隷の仕事でしたが、キリストは弟子たちに行動をもって最後の教えを示しました。「聖隷」の名はこの個所に由来しています。
聖隷の創立者・長谷川保たちは、奴隷の形をとって弟子たちの足を洗われるキリストの姿をクリスチャンの理想の生き方と考え、社会福祉事業を目的として聖隷社を創立。ここから聖隷の歴史が始まったのです。

聖隷とは

専門学校名の由来

「クリストファー(Christopher)」とは「キリストを運ぶもの・担うもの」を意味し、3世紀半ばごろの半伝説的な殉教者の名前です。彼は少年に姿を変えたキリストをそうとは知らずに背負って川向こうまで運ぶのですが、その少年(キリスト)は世界のすべての罪と苦しみを背負い、だれよりも重かったのです。以後、「クリストファー」はキリスト教の精神を担うことの高貴さを表す名称としてヨーロッパ諸国に広まりました。聖隷の創立者・長谷川保は、クリストファーがキリストを背負ったように、病人や障害者、お年寄りの不安や苦痛、悲しみを理解し、大事にケアする人がこの大学から育ってほしいとの願いから「聖隷クリストファー」と命名しました。

大学名の由来

シンボルマークの由来

外側の二重円は、最後の晩餐でキリストが弟子たちの足を洗った「たらい」を表現。内側の3つの円は、聖隷グループが使命とする医療(赤)、福祉(緑)、教育(青)を象徴。中央の十字架はキリスト教を示し、聖隷のすべての事業がキリスト教会の中から始まったことを示しています。故アルバート・アットウェル博士(アメリカ人、1978〜1981年聖隷学園に奉職)により、1980年に聖隷のシンボルとして考案されました。

シンボルマークの由来

理事長あいさつ

1930年、創立者・長谷川保が貧しい結核患者を受け入れて一緒に生活することから始まった聖隷の事業は、激しい迫害に耐えて続けられました。1949年、「敗戦後の日本の復興は教育によるしかない」と考えた長谷川保は、教育事業を始めました。常に時代のニーズに応え、看護師養成、聖隷浜松病院・聖隷三方原病院の医療の近代化を進め、障がい者福祉など次々と開拓的に仕事をしてきました。1961年には日本初の特別養護老人ホーム十字の園を開園、1981年には日本初のホスピスを開設し、保健・医療・福祉・教育の総合された団体として全国に発展してきました。
現在聖隷グループで活躍する従事者は約13,000人にのぼります。仕えること、共に生きることに喜びを見いだす、聖隷の精神を実践する人材を育成するために、私たちはこれからも新たな時代を支える保健・医療・福祉・教育のスペシャリストを養成していきます。
聖隷クリストファー大学介護福祉専門学校では、介護福祉士の量的な確保が必要とされている現在の社会的ニーズに応え、2年間で介護福祉士を養成して世の中に送り出しています。超高齢社会において、「豊かな高齢期」を実現する社会に寄与するため、介護福祉の知識と技術を学び、聖隷の歴史を受け継ぎ隣人愛の精神を持った人材を育成します。
専門学校では、大学の充実した施設・設備を共有することはもちろん、知識と経験豊かな大学・大学院の教員が授業を担当し、大学学部への編入学も可能となります。学園の教職員が一体となり、自分のことのように他者を考え「愛の実践」ができる介護福祉士を養成していきます。

長谷川 了
学校法人 聖隷学園 理事長
長谷川 了

校長あいさつ

私たちは人として生を受け、人として社会のなかで育ち、働き、老いて、人生を締めくくります。そんな人生のなかで、介護が必要になった時に、その人のこれまでの生活を維持しながら、その人らしく生きていくための支援をするのが介護福祉士の仕事です。それは単なる介護の提供ということにとどまりません。介護を受ける人が「幸せ」や「生きがい」を感じながら暮らすことをいかにマネジメントするかということなのです。本人だけでなく、家族や地域、その人の大切な人や物、それらを総合的に考え調整しながらその人の「笑顔」を引き出すのです。
そのためには自分自身の人間力を高め、介護福祉の知識や技術、価値、倫理を総合しながら根拠のある支援を提供することが必要です。そのための学びが聖隷クリストファー大学介護福祉専門学校にはあります。
さらに学びを深めたいときには、聖隷クリストファー大学へ編入学をして大学教育を受けることができます。また修士・博士課程の大学院もあり、卒業後に実践事例を研究に高めるためや職場の課題を解明するため等の目的で大学院に進む道もあります。
介護福祉士の仕事は対象者と一緒になってその人の暮らしを再構築していくことです。そこにはたくさんの笑顔で彩られた生活の場面があります。そんな豊かな仕事をする専門職者をめざして、一緒に学んでみませんか。

横尾 惠美子
聖隷クリストファー大学
介護福祉専門学校 校長
聖隷クリストファー大学
社会福祉学部長
横尾 惠美子

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