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就職・キャリア

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看護学部_看護師_その他



藤田医科大学病院 藤田海里さん

現在の仕事の特徴、魅力、やりがい
 現在、国際医療センターで勤務しています。日本をはじめ、中国を中心としたアジア・欧米など海外の方々に高精度の健診や、全診療科を対象とした先進的な医療を提供しています。健診では、疾患の早期発見から継続した治療や看護が提供できるのも魅力のひとつです。また、疾患の予防や治療、アフターケアまでを患者のニーズに合わせサポートしていくことに看護師として携わることができ、とてもやりがいを感じています。

今の領域(職種)に進もうと思った理由
 全科対象の特別室病棟で勤務したことがきっかけです。特別室病棟では急性期から終末期までの看護が実践でき、さまざまな知識や技術、患者のニーズに対応することが求められます。そこで学んだスキルを発揮できること、また国籍を超えて、患者を全人的に捉えた看護がより必要であることに魅力を感じたからです。

将来の夢や今後挑戦したいこと(これからのキャリアプラン)
 言葉や文化、習慣が異なっても疾患や治療への不安や苦しみ、患者の思いに違いはないと思います。患者や家族に寄り添い「日本にきて治療を受けて良かった」と思ってもらえるよう、国際的視野をもった看護師を目指していきたいと思います。また、2019年度は中国語にチャレンジしようと思います。

後輩へのメッセージ
 看護師になり病棟へ配属された時、学生時代に経験した学習や実習が、現在の看護師に必要な技術・知識へと繋がっていると思いました。いかに物事を深く考え、みることができるか、そしてさまざまな経験が、今後の自身が目指す看護師へ近づけてくれると思います。卒業までに必要な勉強や実習は多く、とても大変だと思いますが皆さん頑張ってくださいね。

菊川市立総合病院 中尾未来さん

現在勤務している領域の仕事の特徴、魅力、やりがい
 私は現在外来で勤務しており、その中で処置室・救急外来・化学療法室・放射線科を担当しています。処置室での朝の採血から1日が始まり、以降その日の担当業務に移動します。外来は一期一会だと思われがちですが、定期通院や化学療法中の患者さんとは継続して関ります。業務ごとに必要な知識が異なるため多くの事が学べます。

今の領域(職種)に進もうと思った理由
 私は手術室と整形外科病棟での勤務経験があります。産休育休を経て復帰する際、仕事と育児を両立しながら今までの経験を活かし、病棟と外来との連携を深めていきたいと思い希望しました。夜勤(救急外来)もありますが、家族や職場の先輩方に助けてもらいながら両立を目指して頑張っています。

将来の夢や今後挑戦したいこと(これからのキャリアプラン)
 将来の夢と言えるような大きなものは今ありませんが、仕事と育児を両立していくことが今の目標です。担当業務が多いため覚える知識や手技はまだまだたくさんあります。日々の限られた時間の中でも学びを深めていけたらと思います。

後輩へのメッセージ
 患者とのコミュニケーション能力を高めるために、対人スキルを身につけておくのはおススメです。仕事を始めてすぐは自分の思うように時間が使えなくなるかもしれません。旅行や遊びなど自分の好きなこと、やりたいことはどんどんしてください。そして、就職してから仕事やプライベートで壁にぶつかった時に、相談したり会ったりできるそんな友人が在学中にできたら幸せだと思います。

西山病院 池谷真希さん

現在勤務している領域の仕事の特徴、魅力、やりがい
 私は、西山病院の介護医療療養棟で働いています。働いている所は、高齢で色々な事情があり在宅では過ごせない方がいます。ご利用者様の生活背景や病気も様々ということもあり、求められる事もそれぞれ違います。そのため、より個別性にあった看護を柔軟に考えて提案することが必要になることが多いです。上手くいく事ばかりではありませんが、思いに寄り添う介入ができたときに、喜んでいるご本人・ご家族をみるとがんばって良かったなと日々思い励みになっています。

今の領域(職種)に進もうと思った理由
 以前は急性期で働いていましたが、ゆっくり患者様とお話をする機会を作るのが大変でした。あっという間に退院し、急変するという状況に正直疲れたなと感じていました。そんな中で、違うナーシングケアホームのような施設でアルバイトをした中で、ゆっくり利用者様と関り、家族のような立場で看取りをする機会があり、自分のしたかった看護はこれだなと感じ慢性期領域での看護の道に進もうと考えました。

将来の夢や今後挑戦したいこと(これからのキャリアプラン)
 今自分が力をつけたいと考えている事は、日々のケアで難しいと感じている、『分かりやすく家族へ現状を説明する能力』です。医療用語を使わずに、身近な言葉で簡潔に説明されている先輩方が、スムーズに対象者との関係を築く姿をよく見かけます。情報過多の世の中で、根拠を持って分かりやすく説明できることは継続的に求められる事だと感じます。先輩方をお手本に、話しやすい存在となり、経験から分りやすく説明し、患者さんに安心してもらえる看護師を目指したいと思っています。

後輩へのメッセージ
 正直私は学生のころ、テストも実習も苦手でした。ただ、やさしかったコアラのはさみを持った看護師さんにあこがれて資格を取ったような人間です。看護師になって向いていないな、辞めようかなとも思ったこともあります。嫌だと思った原因の多くは、厳しい先輩ナースや厳しい患者さんです。それでも、看護師を10年以上続けている理由も先輩ナースと、患者さんに支えられてだと思います。大変な仕事ではありますが、皆さんがやりがいを見つけてそれぞれの目指す素敵な看護師になってください。応援しています。