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就職・キャリア

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看護学部_看護師_手術室



市立御前崎総合病院 市川裕之さん

現在の仕事の特徴、魅力、やりがい
 外科・脳外科の混合病棟で3年勤務し、現在手術室勤務です。外科・脳脊椎外科・形成外科等の手術を行っています。当院は脊椎センターがあり、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症の手術を行っています。静岡県内でも珍しいPED(経皮的内視鏡下椎間板摘出術)手術ができる施設です。回数は少ないですが、外来の夜間当直や胃や大腸の内視鏡も担当する機会があります。

今の領域(職種)に進もうと思った理由
 外科・脳外科病棟で勤務しているときに、手術を行った患者さんがどのような手術をしてきたのか、ドレーンがどこにどのように入っているのか興味がわいてきました。教科書を見れば載っていますが、実際にお腹の中はどんな風に見えるのか知りたくなってきました。手術室看護を経験することで、今後術後管理やドレーン管理に強くなるのではと考え、手術室に異動することにしました。

将来の夢や今後挑戦したいこと(これからのキャリアプラン)
 看護師免許の他に救急救命士の免許も持っています。その知識を生かして、院内の災害対策や救急蘇生法等の技術向上のための救急委員会の研修部門を担当しています。東日本大震災の時も被災地に入り、避難所での援助活動を行ないました。現在新しい災害用アクションカードの作成やマニュアル整備を中心に行っており、病院の防災機能の向上、地域防災の啓発に携わっていきたいと思っています。

後輩へのメッセージ
 水平線からの朝日や夕日が美しく映え、北側には牧之原台地の上に富士山を遠望でき、海と風・自然に囲まれた病院です。市立御前崎総合病院は病床数199床、老人保健施設50床と中規模の病院です。中規模ながら職員全員が協力し合い、連携して治療・機能回復のお手伝いをしています。地域に根差した暖かな看護が提供できるよう頑張っています。

島田市立総合医療センター 山村彰教さん

現在勤務している領域の仕事の特徴、魅力、やりがい
 聖隷三方原病院の整形外科病棟で3年勤務し、現在は島田市立総合医療センターの手術室で勤務しています。外科・泌尿器科・整形外科・脳外科・形成外科・眼科など、様々な科の手術を行っています。そのため、覚えることは多いですが、その分専門的な知識を身につけることができます。また、手術中は緊張状態が続き、肉体的にも精神的にも疲労はありますが、無事に手術を終了できた時には、達成感があります。

今の領域(職種)に進もうと思った理由
 整形外科病棟で勤務しているとき、手術後の患者さんのレントゲン画像を見て、こんなに大きなインプラントがどのようにして骨に固定されるのか、バラバラになった骨片をどのように固定しているのか、大きく転位した骨はどのように整復しているのか、と疑問に思ったことがきっかけで手術室に興味を持つようになりました。

将来の夢や今後挑戦したいこと(これからのキャリアプラン)
 昨年度、特定行為研修の術中麻酔管理領域を受講し修了しました。しかし、当院には特定行為研修を修了した看護師がまだ数名しかおらず、院内にその存在はあまり認知されていません。まずは、特定行為研修を修了した看護師が活動できるよう、特定行為についての情報を周知し、活動できる土台作りをしていきたいと思っています。

後輩へのメッセージ
 島田市立総合医療センターは令和3年5月2日に移転したばかりの新しい病院です。看護師宿舎や院内保育所もあり、職員にとって働きやすい環境になっています。
 手術室看護は、授業や実習では学ぶ機会が少なく、想像しにくい部分が多くあると思います。それでも、目の前の患者さんのために、情報収集をしてアセスメントを行い個別性のある看護を行うという根本は、病棟であっても手術室であっても変わらないと思っています。
 少しでも手術室看護に興味を持ってもらえればうれしいです。