グローバルスクールコースのめざす教育・教育理念
2022年度より聖隷クリストファー中学校に聖隷クリストファー小学校と連結する新たなコース:グローバルスクールコースを開設します。グローバルスクールコースにおいては、聖隷の建学の精神である隣人愛を教育の基盤・中心としながら、英語イマージョン教育に加えて、「知的好奇心を尊重した探究学習」及び「教科の枠をこえた探究学習」を学びの柱とします。
隣人愛とは
「自分のようにあなたの隣人を愛しなさい」というキリスト教精神に基づく隣人愛を建学の精神としています。この建学の精神には、人と共にあれ、人と共に生きようということが示されています。キリスト教精神に基づく隣人愛をもとに、日本文化を理解した上で、国際社会に貢献できる人物の育成を目指します。
英語イマージョン教育
生徒は、外国人教員から英語で学ぶという環境で、日常会話レベルの英語から、学習英語レベルへと自然に英語力が身についていきます。日本の習慣・文化・伝統とは異なる世界からやってくる多国籍の教員と一緒に話したり、勉強したりすることによって、言語習得だけでなく、物事を多角的に見たり、違いを受け入れたりできる感性が育つと考えられます。また、外国人教員の異なる価値観や考え方に触れながら、多様な見方や寛容な態度も養われます。このように、一人ひとりを認める雰囲気の中、個々が違っていても安心していられるような環境があることで、英語力はもちろん、アイデンティティと自己肯定感も育まれ、自分を表現したり他の人と協働したりする基盤を育てていきます。
探究型学習
これからの不確実な未来を生きる生徒に身につけてほしい力はエージェンシーです。エージェンシーとはOECDラーニング・コンパス2030の中心概念であり、日本語に訳すと「主体性」や「行為主体性」となります。目標をもって振り返り、責任をもって主体的に行為することによって変化を起こす力を本コースの探究型学習を通して身につけます。実社会で起こることは、様々な教科にまたがっています。本コースでは、実際に社会にある問題や、普遍的な問いをテーマにし、1つのテーマに対して国語、数学、理科、社会など、教科の枠をこえた本コース独自の探究学習プログラム【SIP(Seirei InquiryProgram)】を中心に行います。これらの学びによって、様々な分野(教科)の知識を組み合わせて問題を解決する方法と同時に、「学び方を学ぶ」ことになります。
「英語イマージョン」と「探究の学び」の融合
探究の学びは、既習の知識を使って、推論し、新たな課題を解決しながら概念を構築していくプロセスにあります。外国人教員との英語での異文化コミュニケーションは、多様な見方や考え方にふれる場であり、まさに探究につながる学びです。このように、グローバルスクールコースがめざすのは、英語イマージョンと探究の学びの融合型の教育です。
グローバルスクールコースで培う力
このような学びのもと、変化のスピードがますます速くなり、予測が難しくなる未来を生き抜くために、グローバルスクールコースでは「知識を活用する力」「批判的に思考する力」「コミュニケーション力」「信念を持つ力」「多様性を理解する力」「挑戦する力」「俯瞰する力」「自己分析力」を養います。
進路について
聖隷クリストファー中学校グローバルスクールコースでは、生徒の自立を育む教育を実践し、本コースで学んだ生徒の力が最も生かせる進路選択を生徒自身が行うことを推奨します。また、そのなかで高等学校卒業資格を活用した大学進学や国際バカロレアの認定校となった際には、国際バカロレア資格を活かした国内外の大学への進学も考えられます。